YouTube、モザイク処理が超便利!

  • 作成日:2019-7-31
動画をアップする場合、プライバシー等の保護のために、一部にモザイク処理したい場合がある。YouTubeのモザイク処理は、顔を自動認識しモザイクの場所の自動でトレースしてくれるので一発で編集がOK。さっそく動画加工して見る?
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YouTube動画編集 モザイク処理

YouTubeのモザイク処理は全自動だ!

動画をアップする場合、アングルの取り方により思わず他人が映り込んだりして、プライバシーを考慮するとモザイクを掛けたい。こんな場合写真なら修正は1ヶ所ですむが、動画の場合はそうはいかない。また消したいにもひとりとも限らないのでなおさらだ。 また、車のナンバー等もモザイク処理した特異なパターンだ。車の場合は移動するので、それにともなってモザイクする部分も変わってくる。 こういったモザイクのかけ方も、YouTubeは自動でやってくれます。

面倒なモザイク処理はすべてYoutubeまかせ!

これらの処理は、YouTubeのクリエイターツールというもので編集します。執筆時点では、YouTubeの動画編集ツールとして、YouTube Studioベータ版がデフォルトで起動するようになっていますが、下記の記事より従来のクリエイターツールを起動しておこなうようにしてください。 YouTube、従来のクリエイターツールに切り替える方法

顔のぼかし処理とカスタムぼかし

クリエイターツールを起動すると分かりますが、人物の顔もモザイクは、“顔のぼかし処理”でおこない、前出の車のナンバープレートのような特定の場所の情報にモザイクを掛ける場合は、“カスタムぼかし”を起動しておこないます。 顔のぼかし処理では、以下のような作業を自動的におこないます
  • 人物の顔を自動認識してくれます。
  • 人物の顔はシーンが途切れても、同様に継続して再認識します。
  • 人物の顔は横顔でも認識します。
  • 複数の人物でも認識します。
  • モザイク処理は、これらの複数の人物の特定の人物を指定しておこなう事が出来ます。
カスタムぼかしは以下のような作業を自動でおこないます
  • モザイクを掛ける場所は、四角の矩形エリアを指定しておこないます。
  • 矩形エリアは、シーンが継続している限り位置が変わってもサイズが変わっても追随します。
  • ワンシーンに複数の矩形エリアを指定することもできます。
  • 特に必要な場合は、矩形エリアを固定することができます。
  • タイムライン上で開始点と終了時点を変更できます。

顔ぼかし処理のやり方

まず、パソコンのブラウザでYouTubeを起動し、クリエイターツールを起動してください(前項を参考)。 まず、動画管理メニューから編集する動画を選択してください。(これは次項のカスタムぼかしの場合も同様です。)
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  1. 従来のクリエイターツールを起動し、左のメニューの動画の管理を選択
  2. 対象の動画の編集ボタンをクリック
次の手順で顔のぼかし処理を選択します。
画像を拡大表示する
youtube_mosic-02.png photo
  1. 画面上部の動画加工ツールメニューを選択
  2. 画像左にある顔のぼかし処理メニューを選択
動画にある人物の顔を検査するために、しばらく時間がかかる場合があります。人物の顔が認識されると下記のように認識した人物のアイコンが表示されますので、モザイク処理をした人物をクリックして選択状態にしてください。これらは一辺に選択したり解除誌足りすることもできます。
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youtube_mosic-01.png photo 選択が終了したら、右下の保存ボタンをクリックして終了です。

カスタムぼかしのやり方

前項と同様に対象の動画を選択してください。 カスタムぼかしは、矩形エリアが自動的にトレースされてしまうので、うまくモザイクできなくて苦労するかもしれません。これから説明しますが、多少分かった範囲でチップスを説明します。

とりあえず、エリアを設定する

前項と同様に操作して、カスタムぼかしを選択してください。
画像を拡大表示する
youtube_mosic-03.png photo
  1. 画面上部の動画加工ツールメニューを選択
  2. 画像左にあるカスタムぼかしメニューを選択
下記にあるとおりインド人のマスコット横の”三昧”という文字にモザイクする例を参考とすると、 まず、下記の図中にある説明のとおり、動画のだいたいの位置指定しその場所でプレイボタンをクリックして止めます。次に”三昧”という部分にマウスの左クリックを押しっぱなしにして矩形エリアで囲んでください。この場合、まだエリアが確定していない場合は赤枠で表示されます。左クリックを離すとエリアが確定し、画像の解析が始まります。この場合は、タイムラインのBOX表示の内容が、三点表示となります。 解析が終わるとタイムライン上に解析した結果の開始点と終了点で自動的のBOX表示されます。たぶん自分の意図とは違うと思いますが後で修正できます。
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youtube_mosic-06.png photo こうして、自動的に解析されたモザイクエリアは、位置が移動してもサイズが変更しても自動追随しているはずです。

開始点、終了点の変更

前述したとおり、自動解析したモザイクエリアの開始点、終了点は満足出来ないでしょう。そんな場合は、手動で変更することが可能です。タイムラインに表示されたBOX表示の開始点や終了点のマウスを合わせ左または右に変更することにより、開始点、終了点を任意の位置に変更することができます。

自動追随を止める

モザイクエリアは、位置が変更されると自動的に追随するのがデフォルトですが、BOXの中に表示しているピンを固定することにより、自動追随を止めることができます。マウスでBOX中のピンをクリックして見てください。

最後に

当記事で取り上げたモザイク処理は、YouTube Studioでは編集出来ません。以前提供されていたクリエイターツールを起動しないといけません。これは以下の記事を参考にして、起動するようにお願いいたします。 YouTube、従来のクリエイターツールに切り替える方法 以上
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