wp-config設定ファイル
wp-config.phpというのは、wordpressにMySqlのアカウント情報やテンポラリーフォルダー(作業用のフォルダー)等の情報等、一番最初にwordpress構築に必要な情報を与えるためのファイルです。 このファイルを編集する場合は、MySQLサーバーに関しての情報は必須となります。 必要な情報は、- MySqlサーバーアドレス
- MySqlデータベース名
- MySqlユーザー名
- MySqlパスワード
- あらかじめMySqlが利用可能になっているレンタルサーバーの場合は、契約時に情報としてもらえる場合
- 自分でMySqlサーバーの設定をおこなう場合
wp-configファイルの編集
wp-configファイルは、wordpressのルート上にあるwp-config-sample.phpというファイルをベースに編集します。 wp-config-sample.phpをwp-config.phpという名前でコピーしてこれを編集する訳です。 編集する場合に気をつけなければならないことは、文字コード(UTF-8)と改行コード(LF)を変えてはなりません。 ※WindowsのNotePad等では、編集できないようです。 以下は、編集する部分のwp-config-sample.phpの内容です。 23行目付近にあります。// ** MySQL 設定 - こちらの情報はホスティング先から入手してください。 ** // /** WordPress のためのデータベース名 */ define('DB_NAME', 'database_name_here'); /** MySQL データベースのユーザー名 */ define('DB_USER', 'username_here'); /** MySQL データベースのパスワード */ define('DB_PASSWORD', 'password_here'); /** MySQL のホスト名 */ define('DB_HOST', 'localhost'); /** データベースのテーブルを作成する際のデータベースのキャラクターセット */ define('DB_CHARSET', 'utf8'); /** データベースの照合順序 (ほとんどの場合変更する必要はありません) */ define('DB_COLLATE', '');あと、もう1つ編集対象となります 70行目付近にあります(こちらは変更しなくても大丈夫です)
/** * WordPress データベーステーブルの接頭辞 * * それぞれにユニーク (一意) な接頭辞を与えることで一つのデータベースに複数の WordPress を * インストールすることができます。半角英数字と下線のみを使用してください。 */ $table_prefix = 'wp_';それぞれのコメントをみていただければわかると思いますが、事前に用意した、MySQLのデータベース名やアカウント/パスワードをここで設定します。 たとえば、データベース名を変更する場合は、 変更前:
define(‘DB_NAME’, ‘database_name_here‘);
赤字の部分を変更します。 ↓↓↓ 変更後:
define(‘DB_NAME’, ‘my_blog_db‘);
データベース名をmy_blog_dbとした場合 以下、データベースのユーザー名、データベースのパスワードと以上3箇所の変更をしてください。 編集が完了したなら、wp-config.phpという名前で保存し直し、先にダウンロードしたwordpressイメージ全部をサーバーのルートにアップロードしてください。
wordpressのインストール
ここが最初の一歩です。もし、正常にサーバーが動いていてwordpressをアップロードした場所が正しければ、以下のコマンドを今使っているブラウザのURLに入力してください。http://(あなたのドメイン/
以下のような初期画面がでれば成功です。

参考:
wordpressをサーバーにアップロードしました。さて、次におこなう作業はなんでしょうか? 「1からのWor
画面項目名 | 項目内容 |
---|---|
ユーザー名 | 管理画面に入る場合のユーザー名 |
サイトタイトル | サイトに付けるタイトル名です。 |
ユーザー名 | 管理画面に入るためのユーザー名 |
パスワード | 管理画面に入るためのパスワード |
メールアドレス | コメントがあったり、wordpressからの連絡に使われるメールアドレス |
プライバシー | インストール完了に公開する場合は、チェックをいれて入力した記事をGoogle等の検索エンジン登録させます。公開しない場合はチェックをはずします。 |
トラブルシューティング
wordpressを起動したのに正常が画面が表示されない場合、以下のような原因が考えられます。ブラウザに404エラー(ページが見つからない)と表示される場合
- ブラウザに入力したURLがまちがっている (先頭が”http://”ではじまっているか? ドットがカンマになっていないか? URLの最後はスラッシュ/でおわっているか? そもそもブログのURL自体が間違っていないかなどをチェックします)
- DNS設定がうまくいっていない (DNS設定の完了していないケースも考えられます。設定後5分程度待てば完了しますが、ケースによっては、半日/1日とかかる場合もあります)
- レンタルサーバーが停止している (サポートに連絡すればわかります)
ブラウザーに500エラーが表示されている場合
・編集したwp-config.phpの内容がまちがっている (修正前と修正後の内容をよく確認し、ダブルクォーテーション(”)がちゃんとペアーになっているか、文末はセミコロンでおわっているか?などをチェックします) ・wordpressがただしくアップロードされていない (アップロードする際のFTPソフトの設定がまちがっていないか確認します。)
【この記事の次は】ブログ事始めwordpress編③ - 記事を入力する前におこなう初期設定
wordpressをはじめる方へ、このブログは「ブログ事始めwordpress編」として3回目の記事となりま…