ga関数
ga関数は、イベントトラッキング用の関数でGoogleアナリスティックスの基本的な関数です。パラメータ
ga関数は以下の6つのパラメータを使用します。ga(‘send’, ‘event’, ‘button’, ‘click’, ‘nav buttons’, 1);
パラメータ | 意味 | 内容 |
send | コマンド | 必須:固定 |
event | ヒットタイプ | 必須:固定 |
button | カテゴリー | 必須:操作対象のオブジェクト |
click | アクション | 必須:操作の種類 |
nav buttons | ラベル | イベントの分類 |
1 | バリュー | カウンター値 |
実装方法
では、実際に記録しようとするイベントが決まった場合にga関数をどのようにコーディングしたら良いのでしょうか? ほとんどの場合URLを含んだアンカータグのクリックによるものから発生すると思いますので、以下のようなコーディングになります。 aタグの場合)<a href=”http://example.com/” onclick=“ga(‘send’,’event’,’button’,’click’,’nav buttons’);”>
inputタグの場合)
<input type=”button” value=”送信” onclick=“ga(‘send’,’event’,’button’,’click’,’nav buttons’);”>
どちらも、onclickイベントでga関数を呼んでいます。例として上記のパラメータをそのまま使用していますが、ユーザの環境に合わせて変更してください。
サンプルです!
解析表示の例
以下はあるサイトのGoogleアナリステックスの解析ページの例ですが、[行動]>[イベント]とメニューを進むと赤枠のように切替可能な上位イベントに、イベントカテゴリ、イベントアクション、イベントラベルという3つの解析ページのリンクが表示されています。これらのリンクは、上記パラメータで指定された内容で表示するようになっています。 いかがですか、当記事で紹介したga関数を使えばこれまでよりも一歩進んだ解析結果が得られる事になるでしょう。なお、ユニバーサルアナライズに切り替えていない場合でも、_gaq.push()にて同様な事が可能です。
参考記事
