海外のテーマやプラグインを日本語化する『Poedit』の詳しい使い方

wordpressは海外のテーマ等を日本語化して使うことができます。そんな時は「Poedit」を使ってみてください。Poeditを使うとそんなに難しいことなく日本語化することができます。

Initializing...

Poeditとは

Poeditは、poファイルやpotファイルを元にして翻訳したmoファイルを作成するための翻訳エディタプログラムです。Windowsパソコン上にインストールして翻訳作業をおこないます。またPoeditには有料版のPoedit Pro(19.99ドル)があり、WordPress のテーマ・プラグインの翻訳機能を搭載しています。ただ、通常の場合はPoeditで十分です。

Poeditのインストール

下記のリンクよりダウンロードしインストールしてください

http://www.poedit.net/download.php

カタログ

Poeditを動かすためには下記の翻訳対象ファイル(poファイルまたはpotファイル)が必要で、これをPoeditではカタログと呼んでいます。po(pot)ファイルは、多言語に対応するものならwordpress本体、プラグイン、テーマどれでも必ず入っています。

  • poファイル(翻訳対象ファイル)
  • potファイル(翻訳対象テンプレートファイル)

上記のいずれかのカタログがあれば、これを元に翻訳作業を始められます。もしこれらが見つからない場合は、以下の手順で1からpoファイルを作成することも可能です。参考にしてください。

Poeditの起動

Poeditのインストールが終了すると、上記のpo(pot)ファイルをダブルクリックするとPoeditが自動的に立ち上がります。

potファイルで起動した場合は、Poedit画面の一番下に表示される「翻訳プロジェクトを新規に作成する」ボタンで、poファイルを作成してからの作業となります。新規プロジェクト作成ボタンの表示例

翻訳作業

Poeditを起動すると、下図のような画面が表示されますので翻訳したい英文を左側から選択して翻訳作業をおこなうことになります。

画像を拡大

poedit_screen6
※使用したPoeditはV1.8.5になります。

翻訳作業が終了して保存を実行すると翻訳されたmoファイルも同時に更新されます。手動で更新するには[ファイル]メニュー>[MOにコンパイル・・・]を選択します。このmoファイルをwordpressにアップロードするとこれまでの英文の部分が翻訳された日本語となって表示されます。

Poeditの詳細な使い方説明

翻訳は確定/未確定の状態が可能

とりあえず翻訳を一気にやる場合は、翻訳結果を未確定とすることができ後から未確定のもののみ再確認することができます。未確定状態で翻訳するには、ツールバーの未確定ボタンpoedit_mikakutei-button)を押してから入力します。この未確定ボタンは翻訳毎に押さなければならないのがちょっと不便かもしれません。未確定の翻訳部分への移動は、CTRL+SHIFT+上(下)で移動ができ、未入力も未確定となります。

自動翻訳で一気に埋める

大量に未翻訳の部分がある場合は、Poeditの自動翻訳(画面右側の翻訳の提案)に表示される内容であらかじめ埋めることができます。ただ、試したところではあまり役に立たないかもしれませんが、知っておくだけでもいいかもしれません。

翻訳にコメントをつける事が出来る

編集メニューにあるコメントを編集を使用すると今翻訳しているところにコメントをつけることができます。コメントのついている翻訳は左側の下半分のところにコメント表示されます。

未抽出の英文がある場合は更新ボタン

カタログに未抽出の英文がある場合は、ツールバーの更新ボタンpoedit_update-button)を使ってソースプロジェクトから追加することができます。ただし、作者が提供しているpoファイルは環境がマッチしていなので、自身の環境にあわせてヘッダーファイルの一部を手直しする必要があります。poファイルはお持ちのテキストエディタで直接編集ができます。対象の部分は以下の3つ

X-Poedit-Basepath
X-Poedit-SearchPath-0
X-Poedit-KeywordsList

X-Poedit-Basepathはソースプロジェクトの置いてあるローカルパスを指定します。またここからの相対パスをX-Poedit-SearchPath-0で指定します。
X-Poedit-KeywordsListには、WordPressの翻訳関数を指定します。

例)

"X-Poedit-KeywordsList: _;gettext;gettext_noop;__;_e;_x:1,2c;_ex:1,2cn"
"X-Poedit-Basepath: C:/temp/twentyfifteenn"
"X-Poedit-SearchPath-0: ..n"

※それぞれの行はダブルクォーテーション(”)で囲み、nで閉じる必要があります。

翻訳されない場合のトラブルシューティング

作成したmoファイルをアップロードしても翻訳されない場合は、下記の点をチェックしてみてください。

  • moファイルの日付スタンプを確認し、アップロードしたmoファイルが間違いない事を確認
  • アップロードしたパスは正しいですか? WordPress本体の場合は/wp-include/languages、プラグインの場合は、/wp-content/plugins/languages、テーマの場合はそれぞれのテーマ直下のlanguagesフォルダーです。
  • moファイルの名前をja.moにてアップロードしてみてください。

 

番外編:子テーマ内の翻訳ファイルを使用する方法

これは、あまり実用的ではありません。親テーマして日本語化する方poファイルを保存するのがベターとは思いますが方法論のみ紹介しようと思います。子テーマを日本語化する方法は以下。

wordpressのテーマをカスタマイズする場合、子テーマを作ってカスタマイズにするのが最もきれいなやり方です。poファイル等の翻訳ファイルを子テーマ内で使用する場合はどのようにしたらいいのでしょうか? 修正が必要なのは2か所。

1つは、functions.phpに以下のコードを追加

function language_child()
{
load_theme_textdomain(‘twentytwelve_customize’, get_stylesheet_directory() . ‘/languages’);
}
add_action(‘after_setup_theme’, ‘language_child’);

もうひとつは、_e等の翻訳対象関数の第2引数に子テーマのフォルダー名を追加することです。

<?php echo _e("No Comment,Yet","(子テーマフォルダー名)"); ?>;

もし、子テーマの作り方に興味のある方は下記のリンク記事もごらんください。

 

以上

 

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