なぜか、ブロックコメントまでpタグに囲まれた!
以下の図をみてほしい。これは、ブロックエディタでHTMLを直接修正しようとしてコードエディタを起動し表示されたコードだ。
ピンクで色分けしたpタグは、なんと普通の文章ではなく、ブロックエディタのブロックコメントを囲っています。
wordpressの自動整形のせい?
これで思いつくのは、pタグやbrタグを自動挿入する自動整形機能。以前はレイアウトが崩れる恐れがあったので停止していた。これは以下のコーディングをfuntion.phpにいれるだけで、自動整形を無効にしてくれる。
remove_filter('the_content', 'wpautop'); remove_filter('the_excerpt', 'wpautop');
また、これにはいろいろなバリエーションがあります。上記は、pタグとbrタグの両方一緒に無効にしてしまいますが、pタグだけ生かして、brタグのみ停止するとか、またtiny_mce_before_initというフィルターの中にコーディングする方法なんかもある。ちなみにショートコードをpタグで挟まないようにするshortcode_unautopなんていうのもある。
いろいろ試してみたものの結論から先に言えば、以前と違って自動整形機能は悪さをしない! おおいに自動整形を有効にして使ってみてほしい?
原因は別のところにありました。もう一度先ほどのコードをみてみよう。
この図中にあるwp:groupは、パラグラフブロックなど複数のブロックをまとめるグループ化のための特殊ブロックのコメントでこれのペアになるものがどこにもない。これまでの編集作業のなんらかのはずみで、この宙ぶらりんのコメントが入り込んでしまっていたようで、これを削除してみたら以降、ビジュアルエディタとコードエディタを行き来しても不用意なpタグで囲われることは無くなりました。
ブロックエディタの不具合といえば不具合ですが、以前にくらべればかなりエディタも進歩しました。いささか解明までに時間を要しましたが、
自動整形機能は多いに使いましょう!
これが最終的な結論。こんなことより、より良いコンテンツ作りに励みましょう。
以上、ブロックエディタの不用意なpタグの修正の備忘録でした。