比較的安く高機能なレンタルサーバーcoreserverの『サーバー間コピー』の使い方とポイントをまとめてました。
『サーバー間コピー』は、他のサーバーからcoreserverにコンテンツを取り込む際に使う機能です。相手先のサーバーには唯一FTP接続さえできれば利用できます。
サーバー間コピー
概要
サーバー間コピー機能はリモートサーバー→ローカルにデーターコピーする機能で、以下に示す応用ができます。
- リモート先のサーバーからフォルダー単位でコンテンツを移動する
- コンテンツの移動はFTP接続しておこなう
- 引っ越し用途(転送方法:ミラー削除なし)
- 同期・バックアップ(転送方法:ミラー削除あり)
起動
coreserverの左にあるメニューから、『サーバー間コピー』を選択し右側のサーバー設定をおこなう。サーバー設定は最大10個まで保存しておくことができます。
設定
設定に必要なもの
以下の情報を事前に用意してください
- リモートサーバーのFTP接続情報(サーバー名/FTPアカウント/FTPパスワード/転送元フォルダー)
- coreserverフォルダー
サーバー情報を設定
サーバー間コピー機能を使う際は、最初にリモート先サーバー情報や転送先となるcoreserverのフォルダー情報を登録しておかなければなりません。
以下のようにサーバー情報を登録してください。
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上記の通り必要な情報を入力し終えたなら、[変更]ボタンで登録します。なお、実行する際は左先頭にあるラジオボタンにチェックを入れ、[実行]ボタンをクリックします。
転送元(リモート)および転送先(coreserver)のフォルダー名の先頭に/(スラッシュ)は必要ありません。“public_html/~”から指定します。
このサーバー情報は最大10個登録することができます。
転送方法について
転送方法は以下の5つから必要に応じて選択してください。
- ミラー(削除あり):リモートとローカルを完全に一致するようにコピーします。リモートにないローカルのファイルは削除されます。
- ミラー(削除なし):リモートのすべてをコピーしますが、ローカルにのみ存在するファイルを削除されません。
- 更新(削除なし):リモートで更新されたファイルのみコピーされます
- 差分(削除なし):リモートとローカルを比較し、ローカルにないファイルのみコピーします。
- 存在(削除なし):ローカルにあるファイルを対象に、リモートからコピーされます。
コピー中のロギング
コピー中は、サーバーのルートに「.servercopy.log」ファイルが作成され、動作状況を確認出来ます。エラー情報やコピー完了したファイルが書き込まれています。
まとめ
サーバー間データコピーとは、- リモートサーバーからローカルにデータコピーする。
- 転送方法の選択によって、ブログの引っ越しの他同期やバックアップなどの用途にも使える