64 bit Windows を計画中,もともと持っていた Office 2016をインストールしてみたら突然エラーメッセージが表示された。これを解決したときのメモ。
エラー発生
エラーは Word 2016でSmartArtを外部に吐き出すマクロを実行しようとした際に発生した。実際に表示されたエラーメッセージは“、ファイルが見つかりません: C:\Program Files\Common Files\microsoft shared\GRPHFLT\JPEGIM32.FLT”。 実際に表示された画像は下記。
JPEGIM32.FLTとは
JPEG Import/Export Graphic Filterというダイナミックリンクライブラリー(DLL)。 C:\Program Files\Common Files\microsoft shared\GRPHFLTフォルダ−に配置される。私がインストールした64bit Windowsには、このGRPHFLTフォルダーが存在しない。 Office 2016の32ビット版をインストールしてみたが、どうやらインストールに不具合があるらしくもともとの32ビットWindowsの方を調べてみたら確かにGRPHFLTフォルダーは存在する .これで原因は確定した。修正方法
これまでの経験上 、Office の再インストールをすれば 治る可能性は低くはない。 また別の方法としては、この修正モジュールのみ Microsoft から直接ダウンロードできないか検討してみたが、そのようなツールは存在しなかった。64 bit Windows には、 32ビット専用ソフトがインストールされるC:\Program Files(86)と言うフォルダーがあるがもしこちらの方に間違ってインストールされているとすればこれをコピーして解決しないか? 残念ながら間違ってインストールがされていなかった。 最終手段として検討したのが、もともとうまくインストールされている32ビット Windows からフォルダーごと持ってきてコピーするという方法。 正解! うまく動作する保証はなかったが実際動作テストをしてみると、完璧に動いてくれた。以上思ったよりとても簡単に問題を解決することができました。 なお、JPEGIM32.FLTについてさらに詳しく知りたい方のために、下記のサイトをご紹介したいます。お時間のある場合におとづれてみてください。JPEGIM32.FLTのエラーは、Microsoft Office Professional Plus 2010 (64-bit)のランタイムで発生する問題に関連しています。一般に、FLTのエラーは、ファイルが見つからないか破損しているために発生します。正しいバージョンのJPEGIM32.FLTをダウンロードして置き換える方法を学び、これらの厄介なFLTのエラーメッセージを修正してください。

参考: